cuon 様

シム川のはるか上流から分岐して、町中へと注ぐ小川がありました。
川沿いに、ポツリポツリと自生していた桜の花びらが川面に舞い散る風情が美しいと花好きのシム達が桜の苗木を持ち寄って、いつしか桜並木となりました。
やがて河川敷は石垣で舗装され、その傍らにはシティの住民がゆったりと花見を楽しめるようにと、飲食や読書などが出来る施設が出来ました。
その景色がどこか京都の 「哲学の道」 を彷彿とさせると、一帯は花見小路と命名され住民達からは 「さくら横丁」 と愛称されるようになりました。


さくら横丁の店舗配置はこのようになっています。


桜並木を眺めながらお食事なさりたいのでしたら、2階席へどうぞ。


まずは見取り図の左側、手前から奥のほうへと順に紹介していきますね。

BookCafe 「Joseph Schwartz」

洋食・洋菓子をお好みのお客様に、ぜひ一度お立ち寄りいただきたいお店です。
日頃忙しく働いているシム達に、美しい景色を楽しみながらゆったりと寛げる時間を提供したいと設計されました。
美味しい洋食メニューの外に、充実した蔵書も自慢の一つ。桜並木に面したウィンドウ前には座り心地の良いソファーを用意してございます。
ハラハラと舞い散る桜を眺めながら、心ゆくまで読書をお楽しみ下さい。


1階部分、ウィンドウに向かうとこんな感じです。
軽食を取るシム、読書に勤しむシム、ただただ桜を眺めるシム・・・皆、思い思いの時間を過ごしています。


コワモテだけど実は甘党なおじさん達、人様よりも先にスイーツに手を出すのは男の沽券に関わるとでも思っているのでしょうか?
ちょうどクリスマスの日だったので、帽子を支給してみたら、何やら一層暑苦しいことになってしまいました。


右上から時計回りに、日常の光景を少々。

1.学校の授業で課題でも出たのか、熱心に読書をしていた子供達。勉強を終えておやつの時間です。
    このお店のシュークリームは、その語源の通り小振りなキャベツほどもある超ビッグサイズ。隠れた人気メニューなんですよ。

2.まるで自宅にいるかのように寛ぐ大人シム。腹這って読んでいるのは漫画。
    調べものに精を出す子供達にはあまり見せたくない光景です。

3.2階席から桜並木を見下ろすとこのような光景に。美味しい食事と相まって、親子の会話も弾みますね。

4.同じく2階席から、吹き抜けになっているビュッフェ部分をご覧下さい。
    このお客様、なぜかお店では扱っていないはずの焼きさざえを召し上がっていらっしゃいます。
    どうやら横丁を挟んで斜前の、居酒屋さんの料理を持ち込まれたご様子。
    まぁ、市営で施設の管理は一括だし、支払いは電子マネーで給料天引きなので構わないのですが。
    どこのお店の料理であろうとお気に入りの席で食べる、という、こだわりの強いシムの姿は所々で見られます。


和食・甘味処 「桜鏡」

こちらはJoseph Schwartzのお隣の 「桜鏡」。
1階で選んだお食事を2階の眺めの良いお席で召し上がっていただく造りになっています。
和定食からお寿司、こだわりの和スイーツまで、豊富なメニューの中に、きっとあなたのお気に入りが見つかるはず。


板張りの床に和風のカウンターの落ち着いた内装。壁紙と照明は、季節に合わせて変えられます。

和服姿のシム達に一番人気なのは、何と言ってもお寿司。
新鮮なネタとボリューム感がベストセラーの秘密なのかも知れません。


2階席の欄干越しに、舞い散る桜を眺めながら。厳選された素材で作られた料理がより一層美味しく感じられるひと時です。
また、戸棚からお好みで取り出すことが出来る、お茶受けのセットも人気のメニューです。

「お家だったら、カステラをこんなに厚く切ったらママに叱られちゃう♪」

このこっそり感が子供心をくすぐるのかも知れませんね。


催事コーナー「雪見車」

こちらは催事用のスペース「雪見車」。
フリースペースとして、季節のイベント等に貸し出される会場です。


12月25日まではクリスマスマーケットが開催されていました。

美味しいお菓子や愉快なおもちゃ、サンタクロースに手紙を出すことも出来ました。
窓の外には溶けない雪も用意されていて、常春の町シムシティでも雪だるま作りを楽しむことが出来ます。


さて、もう一度横丁の入り口に戻って、今度は右側の並びをご紹介。
手前が駄菓子 「しむや」、同じ棟の奥側が居酒屋 「酔心」 となっています。


駄菓子 「しむや」

横丁の入り口脇のとても小さなお店ですが、いつもお客様でいっぱい。
意外なことに、童心に帰ってりんご飴を頬張りに来る大人シムも多いのです。
この季節ならではのおやつ、ホカホカの中華まんも大人気。
一緒になって熱々にかぶりつくと親近感が増すのか、会話も弾みます。
お祭りや縁日以外では中々お目にかかれない綿菓子も、ここでは食べたい放題なのが嬉しいですね。


居酒屋 「酔心」

横丁の中でも一番古株のお店、居酒屋 「酔心」 です。
開店以来、一切内装をいじっていないので、焼き物から出る煙と油で壁は煤け、床やテーブルなどはテラテラと光ってさえいますが、そこがまた、ツウ受けするのだそう。



毎年この時期になると定番メニューにおでんが加わります。
熱々のおでんに冷たいビール、大人シムならではのお楽しみです。

居心地が良過ぎて酔っ払うシムも多数。
セルフサービスであるはずの食器があちこちに放置されるのが店主の目下の悩みなのだそうです。


蕎麦処 「尾張屋」

板張りの床にシンプルな竹壁。見た目は簡素な造りのお蕎麦屋さんですが、味は絶品。
利尻昆布と目近、うるめ、鯖節をふんだんに使った自家製のだしは、打ちたての蕎麦やうどん、丼物を極上の味に仕上げます。
子供から大人までファンが多く、客足の途切れない人気店です。


「ここは俺の奢りだ。好きな物頼みな」
「・・・忝い、馳走になる」
「あぁあぁ、何カツ丼とか頼んじゃってるんですか、っていうか既に完食? 江戸っ子なら蕎麦に決まってるでしょう!?」


天ぷら蕎麦を頼んだシムに責められる、カツ丼を頼んだシム。
確かに顔は老けているのですが3人の中ではいちばん若いので、ガッツリと丼物にいきたかった気持ちも頷けます。
揚げたてサクサクのトンカツを、新鮮な卵と美味しいおだしでとじたカツ丼はとても美味しいですものね。
グループが来店すると、必ず誰か1人はオーダーする人気のメニューなんですよ。


晴天に恵まれたとある日の昼下がり。
散歩がてら立ち寄ってお茶と読書を楽しみ、夕飯を兼ねた晩酌を済ませると、もうこんな時間。
桜舞い散る並木の下を、シム達がほろ酔い気分で家路に就きます。
今日も楽しい一日でしたね。


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