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1. Lot 8/居住区: パブ・ケルベロス  投稿者:礼音#k 投稿日:2008/08/07(Thu) 07:44 ID:OiMXN5Ac No.274

ちらちらと雪の舞う、寒いけど気持ちのいい朝だ。

ここはトースター通りのパブ「ケルベロス」。
そう、ここは地獄の門前だ。不吉な名前だと思うかもしれない。
でも、お客はここで料理や酒を楽しんで、やがて立ち去っていく。地獄に背を向けて。
・・・まあ、考え抜いて付けたって言うほどじゃないけど、店主の一人としてこのコンセプトは結構気に入っている。
僕の名前はリチャード。店はピアニストのエミリーと、パントマイムの名手フレッドと一緒に経営している。僕らはルームメイトとして2階のフラットで暮らしている。

ところで、店では酒にも勿論こだわってるけど、一番の目玉は料理だ。メニューは多彩だし、とにかく旨い。それに、何と言っても夜もビュッフェが楽しめる店なんてこの辺では他にない。

**Credits**(敬称を省略させていただきます)
入り口立て看板/standing signboard: Verona Simst

3連リース/triple wreath;
サンタの袋・白/Santa's bag white;
プレゼントの箱/gift boxes: Beewitched

(中央)クリスマスツリー/Xmas tree(centre): Sophiscated Sims
(中央上)クリスマスツリー/Xmas tree(upper,centre): Secret Sims
働き者テディベア(茶)/Teddy the hard worker(brown one): しむふぇ
アニマルコスプレぬいぐるみ(トラ)/change-to-animal Teddy(tiger): ゆにこーんぎゃろっぷ
スイッチ型テレポーター/teleporter formed a switch on the walls: BNJ*LVR



2.  礼音#k - 2008/08/07(Thu) 07:46 ID:OiMXN5Ac No.275

今日はケルベロスでの2回目のクリスマス・イヴ。実はオープンは一年前の同じ日だった。だから店の記念日でもある。去年はバタバタしていて特別なことは何もできなかったから、今日はいつもより早く店を開けて、オープンキッチン・パーティだ。忙しくなるだろう。僕らのお気に入りのテーブル席で開店前の腹ごしらえ。実はもうすでにフォスターズ・ビールを一杯ひっかけていたりもする。
フレッドは特別な日のパフォーマンスのために「ケルベロス」をイメージした衣装に着替えて下りてきた。最近ずっと部屋で何かコソコソしてたけど、これを作ってたのか・・・。「地獄の番犬」らしくはないかわいらしさだけど、きっとみんな喜ぶだろう。

**Credits**
クリスタルツリー/crystaline Xmas tree: El desvan de Isabel
ポスター(大、一番右)/right poster(big one): Parsimonious

ポスター(左3枚)/3 small posters;
卓上メニュー/menu on the table;
フォスターズ・ビール/Foster's beer: Around the Sims

壁の飾り(ひいらぎ)/wall deco(holly): Wood for Sims
    (リース)/wreath on the windows: TSR



3.  礼音 - 2008/08/07(Thu) 07:47 ID:OiMXN5Ac No.276

パーティは大勢の常連客で賑わっている。外は相変わらずの静かな雪。しんと静まり返ってはいるけど、どこの家でも暖かいクリスマスの夜を過ごしていることだろう。

お客たちがここの料理と同じくらい好きなのがエミリーのミニライヴだ。彼女はこの街に錦を飾るピアニストとして今や超のつく有名人だけど、どんな大きな舞台よりもケルベロスで弾くのが一番好きだと言う。
お客たちの盛り上がりも最高潮。お客たちの楽しそうな顔を見ると、これが僕の人生の明るい側面だ、としみじみ思う。

**Credits**

ピアノ/piano: Parsimonious
椅子/chair: Melynda's Mirrored Treasure Chest 2(Victorian_Music_Room)
ヒーター(左、白)/radiator white: SIMplyrubi
天井ランプ/ceiling lamp: BNJ*LVR



4.  礼音 - 2008/08/07(Thu) 09:07 ID:OiMXN5Ac No.277
五島毬さん、本当に素敵なイベントの開催をありがとうございます。
サマーイベント直後であり、しかも多くの人が想像していた通りの大盛況! 目の回るお忙しさではないかと思います。こんなに沢山の作者による素敵な建物を拝見できる機会を作ってくださったことに感謝いたします。
この上参加賞を戴くのは申し訳ない思いです。

<'Pub Cerberus'について熱く語る>

この建物は先日英国に行った時に実際に立ち寄ったパブをモデルにしています。それまでは何故かパブに行こうと思ったことがなかったのですが、この時通りかかって入ってみることにしたそのお店には、居心地のいい、何もかもスッキリさせてくれるような空気がありました。
店名は忘れてしまいましたが、少なくともケルベロスではありませんでした(笑)

記憶を頼りに再現するのは私にとってとても難しく、間取りの細かい部分で辻褄が合わなくなったり、シムの通り道が確保できなくなったりしているうちに、結局記憶は活かされず、ただの自分好みの店になってしまいました。

この時の旅行は多分一生を通じて思い出に残るものだと思います。これからも旅には出るかもしれませんし、その機会にはまた素晴らしい場所、人々に出会うことでしょう。それでも私は到着直後を過ごしたそのパブの照明一つを思い出しても強烈なノスタルジーに見舞われます。それなら店名くらい覚えてくればよさそうなものですが・・・場所はしっかりわかるので良いことにしました。

付属のストーリーは妄想全開のフィクションであることを、念のためおことわりいたします。

<Creditsにつきまして>

上記でご紹介しなかった小物オブの多くはParsimonious様、Around the Sims様、Vicarious-living様(YG)からいただいた作品です。写真を小さく撮りすぎてご覧いただけなかった超絶美麗オブが多数あり、あまりに残念ですので、こちらでご紹介させていただきました。

<熱く語る>を含め、読んでいただいてありがとうございました。


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